空手修行の心得(上本町道場 田中文雄)

沖縄のことわざに

きらまや みーゆしが まちげー みーらん 

(那覇港の沖合にある慶良間諸島はよく見えるが、一番近くにある自分のまつ毛は見えない)がある。灯台もと暗しと同意である。

人は自分の欠点には気付きにくいが他人の欠点にはよく気付く。誰でも大変な間違いをするまでは自分の欠点に気付きにくいものである。我が身に振りかかる失敗を未然に防ぐためには常に

人の振り見て我が振り直せ   他山の石

などを念頭に置いておく必要がある。

その為には謙虚な心と素直な心が求められる。

恩師 宮里栄一先生の 修行の心得に

その1、謙虚にして礼儀を重んぜよ

その7、慢心せぬこと

の教えがあります。大阪支部会員は肝に銘じておかなければならない。

空手道修行は生涯自己修養の道に他ならない。

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