合掌の心(大阪支部長 田中文雄)

先日、船橋川沿いの小径で、ウオーキング中にたまたま見かけた心地よい風景を紹介します。

私の後から、4~5歳位の男児と、ベビーカーに2~3歳位の女児を乗せた若いママさんが歩いて来ました。

私の10m程先に路傍の小さなお地蔵さんがあり、その男児がお地蔵さんに駆け寄り、ひざまずいて合掌する光景を目にしました。

それを見た私は久しぶりに爽やかな気持ちになり、思わず男児に「偉いね」と声を掛けたところ、ママさんが「感謝の気持ちが大事ですから」と応えてくれました。なんと素晴らしい躾だと感動、これこそが本当の教育なんだなと思いました。素直な心、そして最も大切な人間性を目の当たりにして、この男児は人としての道を踏み外すことは絶対にないと確信しました。

日本の伝統や風習が軽んじられることが多くなった今日ですが、まだ日本の伝統や風習を大切に思っている人がいることに少し安堵しました。私は生粋の愛国主義者なので、近年の風潮に失望することが多かったのです。

合掌は、インド由来の礼法で、仏教と共に日本に伝来し、日本の風習として定着した伝統文化です。

目に見えないものへの畏敬の念や、感謝の心が希薄になると、思いやりの心も育たなくなります。それが慢心(驕り)なのです。

謙虚な心に戻ってみると、自分が生まれて来たことは先祖のおかげ、今の自分が存在するのは父母や恩師のおかげであることがよく分かります。

他にも感謝すべきものは無数にあります。せめて食前食後には、合掌して「いただきます。おごちそう様でした。」は必ず忘れずに言いたいものですね。自分で稼いだお金で食べるのだから、食べるのは当たり前だ、誰のおかげでもないと思う心が、すでに大きな慢心(驕り)なのです。自分が生かされて食事する(植物、動物、魚介類などの生命をいただいている)のだから感謝は当然です。

私はウオーキングで上り階段のあるコースを選んでいます。近所の共同墓地に百段位の石段があり、天気の良い日は、その石段をウオーキングします。お墓参りの人によく出会います。出会った見知らぬ人が、必ず挨拶し会釈してくれます。

先祖のお墓に合掌して帰る人、これから先祖のお墓に合掌するために行く人は、心が浄化されているからなのでしょうか、邪念が消えて周囲の人に対する思いやりの心が芽生えているのではないかと感じます。

皆さんも時々お墓参りに行ってみましょう。そして愛してくれた祖父母、育み見守ってくれた父母や恩師、青春を語り合った故郷の友や兄弟姉妹、幼かった頃の自分や子孫に想いを馳せ合掌してみましょう。純な心に戻れて、とても気持ちの良いものですよ。運勢学的にもお墓参りは運勢好転の兆しになるそうです。

自分が、今日も生きている(生かされている)ことに感謝して合掌。

今日の自分は、総て「因」と「縁」があってのことなのです。

武道修行の最終目的は、心の修行に他ならないと思います。

沖縄順道館(宮里栄一先生)の修行の心得

其の1、謙虚にして礼儀を重んぜよ。

其の6、質素な生活をせよ。

其の7、慢心せぬこと。

其の8、撓まず屈せず修行を永続せよ。

 

合掌(宮里栄一先生と鈴木昭彦先生に)

 

頑固者の空手(上本町道場 田中文雄)

さむらい(士)の系譜を継ぐ者として

時代の移り変わりの中で、伝統文化は次第に希釈され、いつの間にか異質のものに変化してしまう危うさにさらされている。

現在、空手界は大半がスポーツ競技カラテ化し、国体にそしてオリンピックにと増々その傾向を強めています。果たしてそれでいいのだろうか????????

組手競技も形競技も、審判員の目を引く所作が重視され、武道の本質からかけ離れた判定がされている。形競技に至っては、見栄えが重視され見せる為の形となり、まるで歌舞伎役者の演技を見ているようである。

『いちちぬ いーびや いぬたきや ねーらん』

一口に空手と言ってもその形態や考え方は様々である。

 

さむらい(士)の系譜

東恩納寛量先生から宮城長順先生に、そして宮里栄一先生へと直接に継承されて行った伝統沖縄剛柔流空手の本流を、純粋に継承する者(士の系譜を継ぐ者)には伝統沖縄剛柔流を後世に保存普及させる使命がある。

それには、時代の風潮に迎合しない頑固者こそが、伝統沖縄剛柔流を守り抜くことができる。

私は旧順道館門下生として、また沖縄剛柔流空手道協会会員として、同志(士の系譜を継ぐ有志の者)と協力連繋し、純粋な沖縄剛柔流を守り育てて行くことを宿願としている。

私は、いつの日か必ず訪れる自分自身の最期の日まで、不撓不屈の精神で闘い覚悟の頑固者である。

恩師宮里栄一先生の遺言(著書沖縄伝剛柔流空手道から抜粋)

今日空手が国境を越えて、世界の隅々まで普及進展し、空手人口が急増したからと言って果たしてすぐ手放して発展だと評価していいものかどうか、反省したとき至極疑問に思うのは、私独りではないと思う。大事な空手の本質を失い、精神面は勿論、技術面に於いても歪められていることが痛感されます。そのまま普及すると、将来必ず憂慮されるときが来ます。

競技中心になると勝敗にこだわる嫌いがある。試合に適する武道もあれば、不適のものもあることを考慮しなければならない。競技武道は、短期間で修得できるが、その反面実力の寿命が短い。武術的空手は基本や形等を尊重し、長期鍛錬を続けるので、その実力を永く維持することができる。今日、武術的空手を軽視し、殆どが競技空手に偏しているため、その修行は短期間で終わっている。心技一体の長い修行が大切であることを悟らねばならない。競技化即ち発展とすぐ考えられるか、どうか極めて疑問である。古人は、武道は競技化することによって滅びて行くとまで戒めている。

『武道精神とは、自己との厳しい闘いである。日常我々は周囲の複雑な環境と闘って生きていることを知らねばならない。「試合に勝つ」とか「段を取る」とか「強い」「弱い」「巧い」「拙い」等言うのは表面の一部分にしか過ぎない。武道のもつ価値はもっと大きい。よりもっと大切なことは、永く修行することによって培われた不撓不屈の精神である。』

人間の内面が重視されねばならない。人を愛し、人に愛される人間となり常に心に光明を保ち得る人間となることが大切である。

伝統と言うのは眼に見えないある「力」をもって生きている。故きを温ねて新しきを知ると言う古諺を忘れることなく自己にうち克って、修行を永続せねばならない。

空手修行の特質は、場所・性別・体力の強弱を問わず、修行が永続できる利点があることを認識して頂きたい。

現在、沖縄の多くの空手の修行者が古来の伝統文化空手を大切に守り抜き、日本化した競技空手に関心を持たない実情である。

 

田中文雄と恩師宮里栄一先生

宮里栄一先生の教訓

修行の心得(其の八) 撓まず屈せず修行を永続せよ

【自己との闘い】

私はラストサムライ(最後の武士)の一人として、最期の日まで、恩師宮里栄一先生の教えを守り、不撓不屈の精神で闘い抜く覚悟である。

 

ぼくの深海魚ずかん(上本町道場 空手少年)

去年の夏休みに、美ら海水族館(沖縄県国頭郡本部町石川424番地)で買ってもらったお気に入りの深海魚フィギュアを組み立てたよ。美ら海水族館にまた行きたいな。

リュウグウノツカイ

アカマンボウ目 リュウグウノツカイ科 リュウグウノツカイ属

全長5~10m(最大17m)生息深度200~700m 食物:プランクトン類

銀色の細長い体に赤いヒレが特徴的な大型の深海魚です。背ビレを波のように動かして漂うように泳ぎます。背ビレの一部と腹ビレが発達し、長い腹ビレの木の葉状の先端部は感覚器として獲物を探す役目をします。下アゴが前方へ突き出るようになっており、大きく口を開けてオキアミなどを捕食します。

ホウライエソ

ワニトカゲギス目 ホウライエソ科 ホウライエソ属

全長約35cm 生息深度200~1000m 食物:魚類

長く鋭い牙をもった大きな口と頭部や体の側面に発光器を持つ小型の深海魚です。捕食のために頭部の構造が特殊化しており、アゴを頭ごと跳ね上げて大きく口を開けることができます。長く伸びた背ビレの先端の発光器を口の前で光らせて獲物を引き寄せ捕食します。

ナガヅエエソ

ヒメ目 チョウチンハダカ科 イトヒキイワシ属

全長約20cm 生息深度700~1000m 食物:プランクトン類

海底の砂地で、発達した一対の腹ビレと尾ビレで立つ奇妙な深海魚です。別名「三脚魚」と呼ばれています。放射状のアンテナのように変化した胸ビレで流れを感知し、流れに乘ってくる獲物を待ち伏せて捕食します。

チョウチンアンコウ

アンコウ目 チョウチンアンコウ科 チョウチンアンコウ属

全長約60cm 生息深度1000~3000m 食物:魚類

体は球状で小さい棘に覆われ、暗褐色をしています。背ビレの一部が変化した誘引突起(イリシウム)と呼ばれる発光器は青白い光を放ち、獲物を誘き寄せ捕食します。発光器をもつのはメスのみで、オスはとても小さく4cmほどしかありません。

フクロウナギ

フウセンウナギ目 フクロウナギ科 フクロウナギ属

全長約1m 生息深度1000~3000m 食物:プランクトン類、甲殻類、魚類

小さな目をもつ頭部はアゴが発達し、体は細長く、肋骨がありません。英名にもなっているように、ペリカンのような大きな袋状の口で獲物を丸のみします。胸ビレは非常に小さく、尾の先には発光器があります。稚魚は比較的浅い水深100~200mに見られ、4cm未満で変態します。

ギンザメ

ギンザメ目 ギンザメ科 ギンザメ属

全長約1m 生息深度200~700m 食物:甲殻類、魚類

原始的なサメの仲間で、うろこが無くエラ孔は1対、背ビレの棘に毒を持つ軟骨魚です。オスの頭部には、かぎ状の突起があり、交尾の時に、メスを捕まえておくために使います。頭が大きく口が下方にあり、ネズミのように前歯が大きいことから英名で「ラットフィッシュ」と呼ばれています。

デメ二ギス

二ギス目 デメ二ギス科 デメ二ギス属

全長10~15cm 生息深度400~300m 食物:魚類、クラゲ

頭の上部が透明になっており、内側にある大きな目は前方から上方まで向けることができます。光の少ない深海で特殊な視覚に頼って獲物を探します。口は小さく、クラゲをついばむように捕食します。

 

(カロラータ深海魚立体図鑑フィギュアより)

 

ぼくのウルトラマンだぞ

 

ぼくがねんどで作った陸上生物を紹介するよ

カニさんだよ

カタツムリさんだよ

わっかるかな ナメクジさんだよ

ダンゴムシさんだよ

これ わかるかな❓

未確認生物のツチノコだよ

京都の沖縄剛柔流空手道場

京都のシークレット道場?

京都にも本格的沖縄剛柔流空手道をご指導されている先生がおられます。(A先生と仮称しておきます。)

A先生も永年、沖縄の高名な先生から直接指導を受けて来られた経歴を持ち、現在京都市内のA道場(仮称)にて少人数の大人と子供をご指導されておられます。

A道場では門下生を増やすのではなく、真の沖縄剛柔流空手を生涯追究する者だけに限定してご指導されています。したがって派手な募集活動や派手なイベントなどの表立ったことは一切やらないシークレット道場です。

A先生は少人数の熱意ある門下生だけを、丹念に指導していく方針を立てておられます。したがって興味本位の中途半端な気持ちで来る者の入門を断っておられます。他の一般的な道場のように営利を目的として商業的に門下生を増やすことを嫌い、粗製乱造になることを避けるために少人数体制を堅持し、かつボランティア的に実費のみを徴収して指導している稀有な存在の指導者です。

A先生の空手が、自身の一代のみで終わってしまっては、伝統文化遺産保存の観点からも大きな損失になると思われます。

京都には剛柔流空手を名乗る道場は数多くあります。しかし本物の沖縄直系剛柔流を指導している指導者は極めて少なく、それを見つけることは至難のことです。

スポーツ空手ではなく、また世間の風潮に迎合しない真の伝統的沖縄剛柔流空手道を生涯空手として学んで行きたいと思っている方で、そのような指導者が京都で見つからずお困りな方は、私までお問合せ下さい。本気ならば私からA先生にお願いしてみますよ。

お問合せ電話番号

090-1223-1926(田中)

大正区沖縄県人会のエイサー祭と空手(大阪支部長 田中文雄)

野外ライブだよ。

大正区沖縄県人会会長 仲村隆男氏

エイサー祭 実行委員長 上地由光氏

20019(令和元年)年8月25日(日曜日)

大阪市大正区の平尾公園に於いて(午前11時から午後6時まで)

沖縄の伝統芸能や武術を、無料で見ることができる。年に一度の大イベントです。夏休み最後に家族全員で一日楽しめたよ。来年もまた来よう。

屋台も沢山出ていたよ。泡盛、オリオンビール、さんぴん茶、ジュース、沖縄そば、沖縄焼きそば、タコライス、ホルモン焼き、空揚げ、ゴーヤーチャンプルー、サータ―アンダーギー、串焼き、串カツ、ポーポー、かき氷、その他色々あったよ。これは勿論有料だよ。

沖縄空手古武道の演武もあったよ。

大正区沖縄県人会イチオシの名嘉空手道場の空手古武道演武です。

名嘉空手古武道道場(沖縄剛柔流)は随時門下生を募集しています。

大阪市大正区平尾3丁目6番8号(平尾バス停から3分)

お気軽にお問合せ下さい。

大正区沖縄県人会イチオシ(推奨)の

沖縄剛柔流空手古武道 尚永館 名嘉道場は

090-3358-1001(名嘉永吉先生まで)

OGKK 50th anniversary (大阪支部すとうゆうと)

ハイサーイ 僕とジイジイだよ

7月はジイジイと二人で、沖縄剛柔流空手道協会創立50周年記念大会参加で、沖縄へ行って来ました。

 

ホテルに会いに来てくれた順道館の儀間真幸先生と須藤雄斗

 

沖縄空手会館で

須藤雄斗と顧問の志喜屋新孝先生のツーショット

(志喜屋先生とジイジイと僕のお話)

ジイジイ『志喜屋先生、私は門下生に競技空手は一切教えていないのです。雄斗には勝ち負けにこだわるな、自分の空手をやるんだよと言っておきました。』

雄斗『わかっているよ、自分の正しい空手をやればいいんでしょ。』

志喜屋先生『そうだ、その通りだよ。競技の勝ち負けなどを競うのは止めた方がいいんだよ。』

 

顧問の幸地春雄先生と須藤雄斗のツーショット

沖縄空手会館玄関前

須藤雄斗と会長の照屋幸榮先生とヨーロッパ本部長の翁長良一先生

ジイジイと副会長の又吉 忠先生

 

 

 

OGKK 50周年 祝賀会(かりゆしアーバンホテル ニライカナイの間)

パーティーが始まると、初めに顧問の志喜屋新孝先生のお話があったよ。

志喜屋新孝先生『武道は 心・技・体 と言います。技と身体をいくら鍛えても 心 を鍛えなければ武道ではない。』

僕には、まだ難しくて意味が分からなかったが、ジイジイが一番大事なことだから、これから少しずつ分かるようになりなさいと言っていたよ。

ジイジイの表彰状

ジイジイおめでとう。僕もジイジイと一緒に壇上について上がって表彰状を受け取ったので、とても嬉しかったよ。

 

大阪支部長田中文雄と香港支部長曹堪文先生

パーティーの席で仲良くなった友達とその綺麗なお姉さんだよ。

 

翌日は沖縄空手会館企画展示室の

沖縄空手流派企画展『剛柔流流祖 宮城長順』(展示期間2019、3、14~2019、9、10)があり、ジイジイと見てきたよ。

ジイジイの宮里栄一先生、写真や空手着や記事が展示されていたよ。

僕も宮里栄一先生の孫弟子になるんだね。

牧志公園、シーサーロボで遊んでいるところ。

国際通り牧志駅前のウフシーサー

安里三差路のシーサー(国際通り)

順道館空手道場(世界一の由緒と格式の名門空手道場)

ジイジイの空手の故郷、順道館にも行って来たよ。宮里栄一先生とジイジイの関係で、特別に少年部に入れてもらえて稽古することが出来て嬉しかったよ。例外中の例外だよ。稽古の後は順道館の儀間真幸先生、佐喜真武市先生、金城常雄先生、僕とジイジイの五人で食事会もしたよ。こんな有名な空手の先生と一緒に食事が出来てとても嬉しかったよ。僕も黒帯になりたい。

 

首里城にも行ったよ

守礼門

「上の鳥居」「上の綾門(あやじょう)」とも呼ばれた。1933(昭和8)年国宝指定。戦災で焼失し1958(昭和33)年に復元された。

歓会門(首里城内に入る第一の正門。歓会は歓迎するという意味)

首里城正殿前の御庭(うなー)でジイジイと一緒

正殿は琉球王国最大の木造建造物で百浦添御殿(ももうらそえうどぅん)と呼ばれる。1925(大正14)年国宝に指定された。沖縄戦の壊滅を乗り越えて、1992(平成4)年に復元され、2000(平成12)年12月に世界遺産に登録された。(那覇市首里当蔵町)

首里城内の沖縄伝統芸能館で公演を待ちながらシーサーロボで遊ぶ。

この後、空手のTシャツを着た外人四人が来てジイジイと話をしたよ。外人がジイジイに「ファッチュアーネ―ム」と言ったので、僕がジイジイの代わりに「マイネームイズ タナカフミオ」と答えたら、外人は直ぐに「オー」と答えてくれたよ。日本語の全く分からないコロンビア人だったが面白かったよ。

 

喜久川道場少年部の稽古に参加したよ。

僕と喜久川政成先生とのツーショット

ジイジイと喜久川政成先生と僕、僕もいつか黒帯になるぞ。

 

津波古の居酒屋さん

向かって左からキョウ子さん、敏光先生の奥様、ミキちゃん、嶺井敏光先生、僕とジイジイ、松尾智先生。ここで沢山のマンゴー食べてとてもおいしかったよ。

翌日、キョウ子さんがホテルまで迎えに来てくれて、世界一の美ら海水族館へ連れて行ってくれたよ。那覇市内から車で高速道路を走って2時間余りかかります。遠いので行くのをあきらめていただけにとても嬉しかったよ。ありがとうキョウ子さん。車の中でキジムナー、石敢當、亀甲墓、伊江島ハンドー小(グワー)、ハブの話をしてくれてありがとう。水族館ではジンベエザメやマンタが泳いでいる姿が目の前で見れて、凄い迫力だったよ。ヒトデやナマコに自分の手で触れるコーナーもあったよ。色々な魚の秘密があって楽しかった。憶えている魚の名前はオキゴンドウイルカ・オニイトマキエイ・ジンベイザメ、中でも珍しい名前のオジサン・イヌザメ・ネコザメ。水族館にはいっぱいいっぱい魚がいました。これで夏休みの日記いくらでも書けるよ。

いっぺぇー にふぇーでびる            嶺井敏光先生と松尾智先生に

美ら海水族館のオキちゃん劇場です。プールサイドで昼寝しているのがオキゴンドウイルカのオキちゃんです。ショーが始まる合図があるとすぐに自分からプールに飛び込んだよ。沖に見える島が伊江島タッチュー(グスクヤマ)だよ。

美ら海水族館の遊び場

もっともっと遊びたかったよ~

オオシャコガイ?だよ。とても重たかったよ。

ジイジイと僕と美らさんのスリーショット

色々と体験出来て楽しかったよ。ジイジイ、また来年も一緒に来ようね。お約束だよ。

ぐぶりーさびら またやーさい

琉歌と宮里栄一先生(大阪支部長 田中文雄)

琉歌(サンパチルク)

 

忍ビ 忍ブシヤ

誰ガン 忍ブシガ

忍バラン 忍ビ

スシル 忍ビ

(安里三差路のシーサー)

先月は沖縄剛柔流空手道協会の総会出席と稽古を兼ねて沖縄へ行って来ました。

私が沖縄剛柔流空手道協会大阪支部を開設して11年が経過しました。

警察官を定年退職して趣味の空手に没頭し、傍目には何と気楽な生活を送っていることかと見えるかも知れないが、私にとって空手は今や命がけのものとなっています。

大阪に純粋な沖縄剛柔流を遺すという悲願を達成するために

正に老骨に鞭打って日々戦っているのが現状です。何とか軌道に乗ったと言えなくもないが、今、大阪支部の『生みの苦しみ』と戦っているところです。そんな苦しい事、悲しい事、耐え難き事が津波のように押し寄せて来ることで、心が折れそうになりながらもこの度(たび)は心の旅(たび)でした。

那覇市内を歩いていると、20年前に恩師宮里栄一先生が入院されていた病院の前を通りがかりました。

順道館道場を開設し、沖縄剛柔流空手道協会を設立された宮里栄一先生にも、生みの苦しみがあったと思われますが、その艱難辛苦をどのように克服されたのでしょうか?

もう一人の恩師鈴木昭彦先生も同じように、耐え難き事を体験されて来られたと思われますが、それをどのように克服されたのでしょうか?

黙して目を閉じれば、生前の宮里栄一先生が「田中君、自分を大事にして、今を大事にして頑張れよ。僕が必ず応援するからね」と何度も励ましてくれた声が、また再び聞こえてくるようでした。

そして先の琉歌の心が、肝に染み込んでくるのです。

忍バラン 忍ビ スシル 忍ビ

そして『順道館修行の心得』の珠玉(其の一、其の七、其の八)

謙虚にして、慢心することなく、撓まず屈せず修行を永続せよ。

(仏教では、現世は修行の道場であると教えています)

嗚呼、わが師宮里栄一先生、ありがとうございます。不肖の弟子田中文雄は先生のご恩を決して忘れません。

 

今回の沖縄でも喜久川道場での稽古。

勝子先生、喜久川政成先生と田中文雄(与那原町喜久川道場にて)

佐喜真武市先生と儀間真幸先生と田中文雄(豊見城市にて)

久米島の内間保夫先生(30歳代の頃)

旧順道館での四羽烏?

(儀間真幸、佐喜真武市、内間保夫、田中文雄)との再会。

津波古の嶺井敏光先生と田中文雄(南城市にて)

旧順道館時代から親友の嶺井敏光先生と一緒に、露天風呂に入ったり泡盛を酌み交わしたり癒しのひと時もありました。奥様や娘さんにも大変お世話になり、ありがとうございました。

総会では顧問の志喜屋新孝先生のご訓示があり「令和の元年にあたって、これから一番大切なもの、それは愛ですよ、思いやりですよ。感謝ですよ。」と話され、未熟者で修行不足の私にとっては耳の痛いお話でした。志喜屋先生ありがとうございました。

いつも前向きに 感謝と思いやりの心で

あてぃん喜ぶな 失なてぃん泣くな

人のよしあしや 後ど知ゆる

枚方市の沖縄剛柔流空手(牧野道場 田中文雄)

 

今こそチャンス 春から始めよう

枚方市で本物の沖縄剛柔流空手

沖縄剛柔流空手道協会 大阪支部 京阪牧野道場

(指導者)

大阪支部長 教士八段 田中文雄(経歴は指導責任者ページを参照)

少年を取り巻く環境は少子化と高学歴化で、受験競争のみに目を向けられがちです。しかし健全な精神力と体力が全ての基本になることは保護者の誰もが感じています。そこで世間では取り合えずサッカー・野球・テニス・水泳・カラテなどの運動を子供にやらせておけば安心と考えます。しかし取り合えずお友達がやっているものをやらせるという選択で良いのでしょうか?

運動習慣が必要なのは少年時代だけのものではありません。一生を通じて健全な精神力と体力が必要です。今や人生100年時代とまで言われています。少年時代だけの一時的なスポーツではなく、大人になっても年齢や体力や生活に応じて継続できる運動習慣を見つけることが大切です。そして積み重ねで誰もが後輩の指導ができ、地域や社会活動にも貢献できるようになりたいものです。

沖縄伝統空手道は、旗判定で得点を競い合ったり、メダルやカップを目標にするスポーツ空手ではありません。自分の精神力や体力を磨くために、年齢や体力や生活に応じて、適度に行う生涯自己修養の道です。

長く続けさせたいなら、将来後悔しないために、伝統的にしっかりした組織会派を見つけることこそが、最も大切です。

沖縄剛柔流空手道協会は沖縄伝統空手界の中で、最も由緒ある名門会派であることが世界的に認められています。

枚方市で本物の沖縄空手を学ぶなら

一人ひとりの個性を大切にした少人数指導の

沖縄剛柔流空手道協会 大阪支部 京阪牧野道場

(大阪で、空手の聖地沖縄の正式な段位を、取得することができる、数少ない協会公認の支部道場です。)

大阪府枚方市牧野北町11番1号 枚方市牧野生涯学習市民センター牧野北分館 集会室

金曜 午後6時15分から8時45分

無料駐車場(約10台分)と無料駐輪場があります。女子更衣室もあります。

お問合せは

090-1223-1926(田中文雄まで)

大正区沖縄県人会の沖縄剛柔流空手と古武道(上本町道場 田中文雄)

大正区沖縄県人会と名嘉道場の忘年会(正起屋にて)

田中文雄と名嘉永吉先生(正起屋にて)

平師範代と名嘉永吉先生(うるま御殿にて)

名嘉永吉先生の握り瓶鍛錬(名嘉道場にて)

顔に自信がある者も そうでない者も みんな集まれ

それぞれの個性を生かすパワーが、ここ(名嘉空手道場)にはある

12月8日(土曜)大阪市大正区小林東3-6-20居酒屋の正起屋で、名嘉空手道場忘年会に参加しました。

ここには誰もが素顔になれる気安さがある、喋っている自分がいつの間にか主人公になっている、そんな思いやりや優しさのあふれる皆の雰囲気がとても良い。(美らかーぎ門下生は全員シャイなので、今日は写真から外しました。未成年者は飲酒禁止なので忘年会には参加させていません)

大正区で真の沖縄空手を学ぶなら

沖縄県人会イチオシ(推奨)の

沖縄剛柔流空手古武道 尚永館 名嘉道場(指導者 名嘉永吉先生)がお薦めです。

大正区沖縄県人会と名嘉空手道場は、いつも共に歩み続けています。

 

(名嘉永吉先生のご紹介)

名嘉永吉先生は、沖縄やんばるの伊平屋島出身。空手歴史上で高名な沖縄剛柔流比嘉世幸先生の直系で重鎮の福元英吉先生の後継者です。

昭和49年(1974年)福元先生に師事し21年間指導を受け、福元先生ご逝去後は福元道場を継承して後輩の指導に努められた。平成11年(1999年)念願であった名嘉道場を大正区平尾に開設し、福元先生の空手・古武道の普及と発展に精魂を傾けるとともに、日夜ひたすら自己研鑽に励まれました。正に大正区の沖縄空手の代表的な指導者であることを沖縄県人会長老の誰もが認めています。

(系譜)

東恩納寛量先生・宮城長順先生➡比嘉世幸先生➡福元英吉先生➡名嘉永吉先生

沖縄古武道(棒・釵・トンファー・エーク・ヌンチャク・二丁鎌)も指導されています。

名嘉道場は平尾バス停から徒歩3分です

お問合せは 090ー3358-1001(名嘉永吉先生)まで

まずは気軽に電話してみよう、きっと自分の世界を見つけることができますよ。ショートメールやメッセージでのお問合せにも優しく応じてくれます。ご遠慮なくどうぞ。

沖縄の喜久川政成先生が大阪で空手指導(大阪支部長 田中文雄)

 

先月10月6日~8日、沖縄の喜久川政成先生と勝子先生並びに喜久川道場門下生の女子有段者2名がご来阪。ご指導を受けることができました。

前日まで台風25号のため中止せざるを得ないかなと心配していましたが、大阪支部全員の強い熱望が天に通じたのか、三日間は好天に恵まれました。

空手の稽古と懇親会(下味原のお好み焼きもみじ)、なんばグランド花月での観劇、お食事会(鶴橋の焼肉牛一、難波道頓堀のがんこ)など、空手の勉強とお楽しみで有意義な三日間でした。大阪支部と喜久川道場との絆もより強くなりました。