異和共生 大阪市港区長の筋原章博氏(上本町道場 田中文雄)

『異和共生のまちづくり』筋原章博著 セルバ出版から2017年10月発行

先日、大阪市大正区沖縄県人会長の仲村隆男氏から勧められて読んだ本です。

とにかく勉強になりました。筋原章博氏の情熱とその闘志、そして頭脳の凄さが全章を通して伝わってきます。娯楽本ではないのに引き込まれて読んでしまいました。

私と筋原章博氏とは5年前、大正区の仲村鋼業での花見会の席で初めてお会いしています。あの温和な人懐っこい顔付きからはとても想像できない情熱、闘志、バイタリティーを秘めているのには驚きました。

筋原氏は行政マンとして大正区、港区さらには大阪湾岸エリアの町の活性化にまさに心血を注いでいます。様々な難題を克服して目的を達成するために必要なことが異和共生の考え方であると教えてくれました。

自分の壁の外側にあることは「間違い」。相手からしても、相手の壁の外側にあることは「間違い」。しかし、「間違い」でも、決して許せない、認められない「間違い」と、許容できる「間違い」がある。お互いに「許容できる間違い」を共有できれば、それは違いを認め合い共生するということになる。それが異和共生であり相互理解を進めるときの考え方として、とても大切である。(第3章異和共生の心から抜粋)

私は大阪で、伝統沖縄剛柔流空手道を守り育てて行くことに、心血を注いでいます、とても勉強になりました。

一途で真剣で燃える男  私もそんな男でありたい。

田中文雄と筋原章博氏(大正区沖縄会館にて)

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