法剛柔呑吐のティサージと空手(上本町道場 田中文雄)

ティサージ(手ぬぐい)

1973年(昭和48年)沖縄タイムスホールにて『剛柔流開祖宮城長順先生20年祭演武大会』が開催されました。

この時に、私も順道館門下生として出場演武しました。その参加記念として配布されたのがこのティサージです。私の青年時代の思い出のティサージです。

開会式のご挨拶を、恩師(故)宮里栄一先生が力強くされたことを、今も印象深く覚えています。

この演武大会では宮城長順先生の高弟であった(故)仲井真元楷(なかいま げんかい)先生が、上半身裸の半ズボン姿で三戦を模範演武されました。当時すでに御高齢であったにもかかわらず見事な三戦をされていました。前沖縄県知事の仲井真弘多氏のお父様と言えば、皆様にも当時の年齢が想像できるのではないかと思われます。

仲井真元楷先生は、拳聖宮城長順先生の後継者指名のために、沖縄で招集された剛柔流振興会の議場で司会進行役をされた高弟であり、生前は順道館の顧問をされていました。

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